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エミレーツファーストクラス搭乗記 A380と777の違い・機内食とシャワー

エミレーツ・ファーストクラス搭乗記

こんにちは、トートです。ついに。JALマイルを使って発券した特典航空券で、エミレーツ航空のファーストクラスで地球の裏側・ブラジルまで往復してきました。

トート

総フライト時間は、実に合計49時間。夢のようなフライトとなりました。

この記事では主に、

  • JALマイルを使ってエミレーツ・ファーストクラスを発券するまで
  • A380とボーイング777ファーストクラスの搭乗記
  • ドバイ空港 A380専用ターミナル・ファーストクラスラウンジ・レポート
  • ファーストクラス機内食
  • A380の機内シャワー

についてお届けします。

目次

羽田→ドバイ→ブラジル→ドバイ→ソウル旅程を発券

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エミレーツ航空を利用する場合、その本拠地であるアラブ首長国連邦より以西は、ドバイ空港での乗り継ぎが必須となります。最終的に南米を目指した今回の旅程はこちら。

  • 【往路】
    1 羽田→ドバイ EK313 Boeing 777-200LR 飛行時間11 時間 15 分
    2 ドバイ→サンパウロ EK 261 Airbus A380-800 飛行時間14時間55分
  • 【復路】
    3 サンパウロ→ドバイ EK262 A380 飛行時間14時間30分
    4 ドバイ→仁川 EK322 A380 飛行時間8時間 20 分

総フライト時間は、往復で実に49時間(トランジットは含んでいません)。まるまる2日間を空のうえで過ごしたファーストクラス・フライトです。あらためて振り返ると、長いですね〜。JALマイルを貯めて発券するまでの経緯は次の記事に詳しく書いてあります。

JALマイル特典航空券で200万円のエミレーツ・ファーストクラスを発券する方法 【JALマイル特典の使い方】格安でエミレーツ・ファーストクラスの旅!

予約した当初は、全路線A380に乗るつもりでしたが、成田発から羽田発に変えたことで、1レグ目だけ、ボーイングの777-200LRに搭乗となりました(2018年7月から777-300ERが投入予定)。また、帰国便はドバイ→東京の特典航空券に空きがなかったため、ソウルの仁川経由に。東京発着にするより、5万JALマイル節約できたので、結果的には悪くなかったと思います。

今回のファーストクラスの旅に投じたマイルは20万JALマイル。エミレーツのスカイワーズマイルだと33万マイル必要なので、それと比べると、10万マイル以上お得に乗ることが可能です。JALマイルの使い方としてぜひオススメしたいですね。JALマイルを貯める方法については次の記事に詳しいです。

JALマイルの貯め方と貯める方法 大量JALマイルを貯める方法! 初心者必見のJALマイルの貯め方と陸マイラー的裏技!

全部で4区間のフライトでしたが、内容的にはかぶることも多いので、時系列にはとらわれずにお送りしたいと思います。

EK313搭乗記 羽田→ドバイ エミレーツファーストクラス777

エミレーツの成田空港発着便の使用機材はA380ですが、羽田空港の発着便はボーイング777です。777-200LRの場合と、777-300ERの場合があります。比較的コンパクトな羽田空港のコンコースや滑走路だと、総2階建ての超大型機・A380ではオーバーサイズで、色々と無理が出てしまうんですね。まぁ4区間すべてA380にするよりも、777のファーストクラスと比較できたので、結果的によかったと思います。

エミレーツカウンター

羽田発のエミレーツEK313の出発時刻は、日付を回った直後の00:30。午後10時過ぎに羽田空港国際ターミナルに到着しました。ざわざわとした夜の空港の雰囲気っていいですよね。

すでにオンラインチェックイン済みで、座席も指定してありましたが、スーツケースを預けるためにカウンターへ向かいます。本国ドバイであれば専用デスクなどありそうですが、羽田では、ファーストクラスだからといって、とくにどうということはありません。

エミレーツ・ファーストクラスチケット

モバイルパスもあったのですが、やはり紙のチケットでもらうと嬉しいですね! 燦然と輝くFIRSTの文字。第一区間の座席は1Aです。

羽田空港 JALファーストクラスラウンジ

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成田空港にはエミレーツ専用ラウンジがありますが、羽田発の場合は、JALのファーストクラスラウンジを利用することになります。JALのファーストクラスでニューヨークへ旅行した際には、成田のファーストクラスラウンジを使ったことを思い出します。羽田の方が内装は好きですかね。

【JALファーストクラス搭乗記】成田-ニューヨーク-羽田の食事とサービス

基本的に飛行機に乗るときには体調管理もあってあまり飲み食いしないので、ラウンジでも軽めにしておきました。食欲のある方はミスジステーキなど注文できます。

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夜も遅いですし、まったりしているといつの間にか搭乗時間となり、ゲートに向かいます。夜間便のよくない点としては、暗いため、窓の外にとまっている、これから乗る機体が確認しづらい点が挙げられますね。昼間だともうちょっとテンションが上がります(笑)。

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薄暗いですが、これから搭乗するエミ子さんです。優先搭乗はファーストクラス・ビジネスクラス・エミレーツ上級会員がまとめて対象で、とくに区別はありませんでした。エミレーツに限りませんが、ファースト客は別にしてもいいと思うんですけどね。

エミレーツ777 ファーストクラス プライベートスイートの座席

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いよいよ搭乗です! キャビンに輝くEmiratesのロゴ。かっこいいですね。エミレーツが大スポンサーとなっているさるフットボールクラブが好きなので、ロゴだけでテンションが上がります。

エミレーツプライベートスイート

日本人CAさんの挨拶を受けて席に案内されます。やはり機会があれば乗ってみたい1A席を1区間目ではおさえました。

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腰をおろします。キンキラキンのド派手シートです。中東パワー・オイルパワーを感じます……! ただ実際に乗って慣れてくると、照明が暗いせいもあって、キラキラ感が気になるようなことはありません。

ファーストクラス鏡

目を引くのは、モニタの下にある半円形の鏡ですよね。映らないように写真を撮っていますが、ふつうに座っていると、ちょうど顔が映りこむような配置となっています。まぁ、とくに鏡は必要ないので、フライト中は閉じていましたけどね。女性が化粧直しなどするにはよいのかも知れません。 鏡の下には保湿クリームやハンドクリームが用意されており、下のトレーごと外れるので、欲しければ持って帰ることも可能です。

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右端のコーナーにあるのはスナックセットです。とにかく「乗客を飢えさせないぜ!」という配慮があちこちに見えます(笑)。

エミレーツ A380と777ファーストクラス・シートの違い

羽田発の777、成田発のA380。このふたつの機材にはどれほどの違いがあるでしょうか。ファーストクラス・スイートの個室内の違いをご紹介しようかと思います。ただ最初に言っておくと、個室の作り自体はそれほど大きな違いがあるわけではありません。

まずは全体像です。乗り込んだところですぐに「お撮りしましょうか?」とCAさんが撮ってくれました。

エミレーツファーストクラス

こちらが羽田発の777。それなりに年季の入った機体です。

そしてこちらがA380。機体自体が新しいですが、それ以外の点では、777とあまり違いは感じませんでした。そんな中でも目についた差異といえば、次のような点があります。

モニターコントローラ

エミレーツ・コントロールパネル

777のコントローラ。かなりの厚みと重さです

A380のコントローラ。少し厚めのiPadといった感じ。

どちらの機体でも、手元には、モニタを操作するための着脱式のコントロールパネルが設置されています。設備面でボーイング777とA380のファーストクラスの個室内を比較すると、最も違うのがこの部分かもしれません。777のものは、やや時代を感じさせる、ごつい造りのパネルで、かなりの重さがあります。

A380のコントローラの方が、タッチパネルの反応もだいぶよかったように記憶しています。画質も綺麗でした。

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ノイズキャンセリング・ヘッドフォン。こちらはA380も同じタイプで、有線でした。元はBoseのQC30でしょうかね。

A380・777ファーストクラス・スイートの窓

もう一点、まったく異なるのは窓の形状です。

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777の窓。薄いので、外の景色を撮ることも容易です。

エミレーツa380窓

こちらがA380の窓

ご覧のように、窓の仕様はまったく異なります。どちらも1シートで3つの窓を占有しているのは共通していますが、A380は二重窓のようになっており、窓外の景色が若干、見にくくなっています。対して777では壁が薄いので、外を覗くのも簡単です。

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暗い写真ですみません。スイート個室部分の広さでいえば、実寸がどれだけ違うのかはわかりませんが、いずれにしても十分な広さ・レッグスペースが確保されているため、とくにA380でも777でも、大きな違いはないと感じました。それよりは、機体や設備の経過年数の方が気になるところかと思います。

この日の羽田発ファーストクラスの乗客は、わたし以外にひとりだけ。14席あるファーストクラスのほとんどが空いている状況でした。JALマイルで乗ったわけですが、特典枠ではすでに空席がない状況だったので、解放数はかなり少ないのではないか、という印象を受けました。

JALマイル特典でエミレーツファーストクラスに乗る場合の注意点

エミレーツの提携社であるJALの特典航空券でファーストに乗ったわけですが、その際、いくつか注意点があります。エミレーツ・ファーストクラスに有償で乗った場合、着陸した後は、宿泊先ホテルまでの無料のショーファー・サービスが付いています。

今回のように他社のマイルを使った場合には、このサービスは利用できません。ショーファーサービスの予約画面までは進めるのですが、実際に手続きを進めると、エラーになってしまいました。

もう一点、ファーストクラスですから、当然機内wifiは無料になるのですが、これも他社マイルを使っている場合には利用できませんでした。この辺は諦めるしかなさそうです。

エミレーツwifi

なお有料の機内wifiは購入可能です。ただ、いずれにしても、南米までの大西洋上ではほぼ使えないので(赤いエリアが利用不可)、結局購入することはありませんでした。

エミレーツ・ファーストクラス機内サービス

話を搭乗後のサービスに戻しましょう。席に座ると、まずはウェルカム・ドリンクを聞かれます。「ドンペリもございます」といわれましたが、お酒はいらないのでお水だけ。Twitterで「もったいない!」と物議をかもしていました(笑)。

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いかにも中東系エアラインらしく、アラビア・コーヒーとデーツのサービスがあります。デーツは干し柿みたいな感じですね。味としてはちょっと癖がありますけど、嫌いではありません。

デーツの奥にあるドリンク類も目を引きます。こちらはボタンを押すと収納されるという、使い勝手がいいんだか悪いんだか、よくわからない機能がついています。

しかもミニ冷蔵庫のように見えると思うのですが、こちら、冷えてないんです! これには、「えぇ~それなら冷えたやつをCAさんに頼むよ」とひとり突っ込まざるを得ませんでした。ぬるいペプシなんて飲む人いるんでしょうか。まぁ、寝起きに水を飲む際は、ここのミネラル・ウォオーターが役に立ったことを付け加えておきます。

水平飛行に移ったあたりで扉を閉じてしまえば完全な個室になるので、長距離フライトにおいては心理的な負担がかなり軽減されます。ビジネスクラスのスタッガード窓側でも、通路からの視線が完全に遮蔽されるわけではないですからね。

ビジネスクラスのサービスは何が違う?ANAスタッガードシート搭乗記

エミレーツフルフラット

とくに、このようにベッドを敷いてもらい、フルフラット状態にした場合は本当にのんびり、だらだら、ごろごろとリラックスすることができます。ベッドについてもA380と比較してみましょう。

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777でベッドを用意してもらったところ。

こちらはA380のベッド。777との違いはとくにわかりません。エミレーツ仕様で、照明が落ちると星空?モードになります。

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このように照明が落ちている時に通路を歩いてみてわかったのですが、個室内に光源がある状態だと、扉を閉じていても個室内の状況が外からかなり視認しやすくなっているので、その辺、油断せず、ご注意(?)ください。はい。

エミレーツ ブルガリ(BVLGARI)・アメニティキット

 

エミレーツアメニティ

白いものが女性用のアメニティです

たしか離陸する前だったかと思いますが、パジャマとアメニティをもらいました。アメニティと、アメニティ・ポーチはブルガリ製です。今回、4区間を乗り、そのたびにアメニティをもらったのですが、その都度、ポーチのデザインは異なるものでした。いったい何パターンあるんでしょうね。

A380のポーチとあわせてご紹介したいと思います。

男性用ブルガリ・アメニティキット

上の写真の通り、ケースのデザインは区間ごとに微妙に違ったのですが、中身はいずれもほぼ同じでした。

エミレーツブルガリアメニティ男性用

ポーチの中身は次の通り。

  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン アフターシェーブ・バーム
  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン ボディ・ローション
  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン オーデコロン
  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン リップ・バーム
  • ブルガリ OSHIBORI(本当にそう書いてある)
  • LYNX ボディ・デオドラント
  • 歯ブラシ
  • T字髭剃り
  • シェービング・フォーム
  • 折りたたみコーム

詳しくは知りませんが、ブルガリのボディローションは、日本では未発売のなかなかレアなシリーズなのだそうです。ただ正直、帰国便はともかく、往路では、到着後に2週間以上の南米旅行が控えていたため、正直かなり邪魔な荷物だなぁと感じました(笑)。

女性用ブルガリ・アメニティキット

エミレーツ・ファーストクラス・アメニティ

サンパウロ→ドバイ区間では、すでにメンズのキットを2つももらっていたので「レディース用に代えてくれませんか?」とお願いしたところ、メンズに加えてレディース用も両方くれたので、今回の旅行では、合計で5個もアメニティ・キットがそろうことになりました。さすがエミレーツ、太っ腹です。

女性用アメニティの中身は。

  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン フェイス・エマルジョン
  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン ボディ・ローション
  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン オーデコロン
  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン リップ・バーム
  • ブルガリ オ パフメ オーテブラン クレンジング・タオル
  • ブルガリ OSHIBORI
  • ティッシュ
  • 歯ブラシ
  • コンパクト・ミラー
  • 折りたたみコーム

EDCが男性用のものよりかなり大きいのが特徴かと思います。

ブルガリ オーデコロン

ただブルガリ製品以外のコンパクト・ミラーや歯ブラシはかなり大雑把な造りで、アイテムによって、かなりクオリティに差があるようにも感じました。

エミレーツファーストクラス機内のサービス:パジャマ

アメニティに加えて、機内で着るパジャマももらえます。パジャマとアメニティキットを入れるバッグもくれるのは良いですね。

機内では着替えなかったので、サンパウロに着いてから、ホテルで広げてみました。んー、まぁ普通ですね。質感は悪くありませんが、かなり薄い作りでした。飛行機に乗るといつも寒く感じるので、このパジャマでは冷えそうな気がしました。

エミレーツ航空スリッパ

このスリッパは素晴らしかったです。モコモコのファー生地で気持ちよかったです。

エミレーツファーストクラス搭乗記:機内食!

ファーストクラスのお楽しみといえばやはり機内食!ですよね。

しかし、羽田→ドバイ便は深夜発なので(成田発も同様)、機内食を満喫するにはタイミングがあまりよくありません。どうしても寝てしまいますからね。今回の旅行では、昼便と夜便の両方に乗りました。ファーストクラスでは好きなタイミングでご飯を注文できますが、そうは言っても、機内食の選択肢に関してはやはり昼便の方が豊富と言えます。

そういった意味でも、エミレーツ航空のファーストクラスを存分に満喫したい!ということであれば、昼便を旅程に組み込むことをおすすめします。また、のちほど触れますが、火を通さないキャビアなどを別とすれば、ドバイ空港のエミレーツ・ファーストクラスラウンジのご飯の方が、機内食よりクオリティは上のように感じました。

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先ほど触れた通り、東京便は深夜発なので、あまり食べる気にもならず、フルーツを。そして……

ファーストクラス機内食といえばキャビア尽くし!

ファーストクラスの代名詞?とも言えるキャビアです。個人的には果たして言うほどおいしいかな?という、口に出してはいけない疑問を抱えつつも、今回の旅行では、往復で都合3回も頼んでしまいました(笑)。まぁ、機内でもあまり重たいものは食べない性質なので、軽くつまむにはちょうどいいんですよね。

それでは、一挙公開! エミ子ファーストクラスのキャビア尽くし。

①羽田→ドバイ EK313のキャビア

ファーストクラス・キャビア

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深夜発とはいえ、ファーストに乗ったワクワク感を楽しみたいですから、そういう時にはやはりキャビアはぴったりだなと思います。キャビアを取り囲むのはレモン、オニオン、卵の白身と黄身、マヨネーズ、一口サイズのパンケーキ。

②ドバイ→サンパウロ EK261のキャビア

エミレーツ・キャビア

A380の尾翼に着いているカメラで、自分が飛んでいるところを見ながらの二回戦です。

「今、自分は宇宙を飛んでいるのだ」と錯覚してしまいそうな風景。このカメラアングル、好きです。

ファーストクラス・キャビア

よい光り具合です。昼便のもうひとつのメリット。写真も自然光で撮りやすいですね。

③サンパウロ→ドバイ EK262のキャビア

ファーストクラス・キャビア

……まぁあらためてこのように写真を並べたところで、どれも見た目一緒なんですが(笑)。3皿目のキャビアは、2週間ほど南米を旅行したあとだったので、けっこう久しぶりでした。ただ、さすがに飽きてしまって、4レグ目では頼みませんでした。

クリスマス・メニューの機内食

その他の機内食。ちょうどフライトがクリスマス・イヴにかかっていたこともあって、クリスマス・メニューが特別に用意されていました。

大の海老好きなので(AB!)、迷うことなく、こちらのメニューを頼みました。オマールエビと……なんとかエビ。名前は忘れちゃいました。冷製の一皿、プリプリで美味しかったです。エビは世界を救う。

さらにクリスマスということで、七面鳥のローストをいただきました。日本ではなぜチキンを食べるのか、世界七不思議の一つと言われています。

通常メニューの機内食

もちろんクリスマス以外のメニューも頼むことは可能です。コースの中から、適当に好きなものだけを頼むスタイルにしました。もともとスペインのタパスみたいに少量ずついろんなものを食べるのが好きなんですよね。

こちらはドン・ペリニョンのシェフと共同で開発したというカナッペ・アソート。

コンソメ・スープ。スープ好きなんです。

ゴルゴンゾーラ・チーズのラビオリ。どのフライトでもラビオリがあったので、エミレーツのFクラスでは定番メニュー?のようです。

羽田→ドバイ線 ファーストクラス機内食:朝食 和懐石

ファーストクラス和食

ドバイに着く前、朝食は和食をお願いしましたが、これはちょっと期待はずれでしたね。やはり日系のファーストクラスと比べると、段違いです。ご飯も硬くて残念でした。

エミレーツファーストクラス機内食

どの区間だったか忘れましたが、スクランブル・エッグの朝食。イングリッシュ・ブレックファスト的な内容ですが、こちらも少々残念な出来でした。

正直言って、朝食はこのくらいでいいです(笑)。なお、わたしはお酒は飲まないのでここまでまったく出てきませんが、イスラム教国であるアラブ首長国連邦のエアラインとはいっても、ふつうにアルコールは提供されています。

羽田→ドバイEK313ファーストクラスのアルコール・リスト

  • Dom Pérignon 2009
  • Dom Pérignon P2 2000
  • Château Cos d’Estournel Blanc 2011
  • Paul Jaboulet Aîné Condrieu Les Cassines 2016
  • Château Léoville-Poyferré Saint-Julien 2007
  • Hartenberg Gravel Hill Shiraz 2008
  • Savaterre Pinot Noir 2013
  • Château Guiraud 1998 Sauternes
  • Taylor’s single harvest Port 1966

このようなラインナップとなっています。

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さて、そんな話をしているうちにドバイ空港が近づいてきました。朝焼けに砂漠の影が長く伸びています。

ドバイ空港A380専用コンコース

ドバイ空港A380コンコース

エミレーツ航空の本拠地・ドバイ国際空港に到着です。現地ドバイはまだ早朝の時間帯です。ここでサンパウロ行きのA380に乗り継ぎとなります。トランジットの時間があれば、エミレーツが主催する無料のドバイ市内観光ツアーを利用することもできます。

ドバイ空港は巨大です。とにかく馬鹿でかい。そのなかで、ターミナル3には、ひときわ大きなA380専用コンコースが用意されています。その巨体ゆえに羽田では受け入れも難しいA380が、何十機と並ぶ光景は壮観と言う他ありません。

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ずらりと並ぶA380を朝日が照らしています。エミレーツと関係の深いカンタス航空は、エミレーツ以外で唯一、このA380コンコースを使うことを許されています。

ドバイ空港A380

コンコースの中に入ると、当然ですが、右を見ても左を見てもA380! さすがはA380を世界でもっとも多く保有するエミレーツです。他の空港では考えられない光景ですね。

ドバイ空港エミレーツ・ファーストクラスラウンジ

ドバイファーストクラスラウンジ

免税店がぎっしりと並んだコンコース。その真上のフロアが、まるまるファーストクラスラウンジになっています。端から端まで歩くと10分くらいはかかるんじゃないでしょうか。それがすべてファーストクラスラウンジという……。

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下の階は巨大な免税ショッピングモール。その上のひとフロアが、まるごとファーストクラスラウンジとなっています。さらにひとつ上の階がビジネスクラスラウンジです。

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こちらは免税フロアではありません。ファーストクラス・ラウンジの一角です。高級酒だのロレックスだのたくさん並んでいますが、店員も警備員もひとりもいないという状態でした。

ちなみにこのファーストクラス・ラウンジには約15,000席のシートがあるそうなので、あちこちの空港で目にする混雑ラウンジとは無縁と言えるでしょう。

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ラウンジ側から見た入り口(レセプション)。ファーストクラスラウンジは、俯瞰すると、長方形のラウンジの中央に位置するレセプションを軸として、ほぼ線対称の造りになっています。つまり同じ施設がふたつずつあるわけですね。

シガーバー

ファーストクラスラウンジシガーバー

わたしはタバコは吸わないのですが、ステンドグラスにひかれて、中に入ってみました。

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中は広々! この部屋だけで、日本の地方空港のラウンジと遜色がないくらいの広さです。内装はさらに豪華。ただの喫煙室なのに……。

ドバイ・シガーバー

バーカウンターもあります。もちろん無料で飲み放題。ただの喫煙室なのに……。

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葉巻が置いてあり、分からないままに眺めていると「どうぞお持ちください」とスタッフに声をかけられました。葉巻の銘柄はさっぱりわからないのですが、見る人が見れば、なかなかのブランドが用意されているようです。

ドバイ国際空港ファーストクラス・ラウンジ シャワーと仮眠室

帰路の話ですが、ドバイとサンパウロの間は14時間を超えるフライトで、いかにファーストクラスといえど、かなり疲れていたので、ラウンジ内でシャワーを浴びてから仮眠をとる事にしました。

シャワー室

シャワー個室はトイレもついて、2メートル四方といったところでしょうか。シャワーの水圧は文句ありません!

エミレーツラウンジシャワー

シャワーから出てほっと一息ついていると、ささっとスタッフがミネラル・ウォーターを持ってきてくれます。セレブ御用達として知られるVOSSですね。

仮眠室”Silent Room”

並んでいるのは完全なベッドではなく、ライフラットのソファです。全部で30くらいあったかと思います。写真よりも実際の室内はかなり暗く、ほかにひとりもお客さんがいなかったので、横になるとすぐに眠りに落ちてしまいました。

ただここはSilent Roomなので、アラームを使うことは禁じられています。お願いして起こしてもらうこともできないので、気をつけましょう。またファーストクラス・ラウンジ自体、アナウンスの類は一切ないので、うっかり寝過ごさないように注意が必要ですね。

エミレーツ・ファーストクラス・ラウンジ レストラン

ファーストクラスラウンジの目玉の一つにレストランがあります。

入り口に立つと席に案内され、メニューをもらいます。ごくふつうのレストランといった対応です。上の写真のようにブッフェスタイルのブースもあるので、ピンチョスなど好きなものを取ることもできます。もちろん、メニューからオーダーしてもブッフェを利用しても無料です。

わたしはフォワグラ・ボンボンとステーキをオーダーしました。

フォワグラ・ボンボン

フォワグラ・ボンボンなるものは初めて食べたのですが、フォワグラをペースト状にして固めた?ような食感と味で、美味しかったです。もともとキャビアよりフォアグラの方が好きなので、これを機内で食べたいなぁと思いました。下に敷かれたサクサクの揚げ物の中には、ベリーや柑橘系など酸味のあるフルーツが詰まっており、フォアグラと一緒に食べるとよく合います。うーん、うまい。

ステーキはミディアム・レアでお願いしました。ファーストクラスといえど、機内で食べるお肉はやはり焼き加減難しいもの。こちらでは焼き加減もぴったりで納得の美味しさでした。ふられた岩塩も美味しい。

その他のメニューは、次のようなものがありました。

  • ガーリック・プローン
  • マグロのカルパッチョ
  • サーモン・タルタル
  • 海老のビスク
  • 神戸牛のハンバーガー
  • チキン・ケバブ
  • リゾット・プリマヴェーラ
  • グリルTボーン・ステーキ
  • 鮭の味噌漬け焼き
  • ラム・シャンク

などなど。もう満腹だったので頼みませんでしたが、どれも美味しそうですよねぇ。と言いつつ、食後にワッフルも焼いてもらいました。

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ファーストクラス・ラウンジに入れるのなら、ドバイ市内は観光に行かず、このラウンジで食事を満喫するのもありかと思います。

ドバイ空港ファーストクラス・ラウンジの注意点:ロッカーやクロークはなし

これはけっこう驚いたのですが、ロッカーやクロークの類は、ファーストクラス・ラウンジの中にひとつもありませんでした。機内持ち込みの荷物とはいえ、軽くはないですから、空港散策へ出かける際に預かってもらいたかったのですが、そうしたサービスはないそうです。

またトロリーも使えません。ファーストクラスラウンジの下の、免税品フロアでは小さなトロリーを使えるのですが、ラウンジ内では使用禁止でした。通常の航空会社のラウンジなら分かるのですが、なにせ超巨大なエミレーツのラウンジなので、クロークかトロリーのどちらかは使えたらよかったのになと思います。

ファーストクラス乗客用マッサージサービス”Timeless Spa”

エミレーツ航空のファーストクラス利用者の場合は、Timeless Spaで無料のマッサージを受けることができます(JAL特典航空券でも大丈夫でした)。マッサージの場所は少し分かりにくく、ファーストクラス・ラウンジからは直接アクセスできません。いったんラウンジの外に出て、レセプションの手前、エレベーターの横にあります。

エミレーツラウンジ・タイムレススパ

タイムレス・スパの中ではほとんど写真を撮らなかったのですが、マッサージは顔、手、身体、足からコースを選べたように記憶しています。身体コースをお願いしてうつぶせになりました……zzzz

危うくそのまま寝るところでした。長距離フライトだと、マッサージよりも嬉しい特典はなかなかないと思います。考えてみれば、フライトではマッサージサービスを提供しているエアラインはないですね、受けそうなものですけど(すでにあったらすみません)。

ファーストクラス・ラウンジから直接ゲートへ

ファーストクラスラウンジからは直接、出発ゲートに降りることができます。エレベーターを使うのですが、その手前に係官がおり、パスポートやチケットのチェックを受けます。この係官が来ないと通ることはできず、その場で待つしかないので、そんなに急いで向かう必要はありません。いたるところにソファがあるので、のんびりしていましょう。

サンパウロへはA380ファーストクラスで

エミレーツA380

いよいよA380に搭乗です! 「ししゃも」の愛称で呼ばれる理由がわかりますね。かっこよくもかわいらしい外観です。何よりも巨大で圧倒的な存在感があります。

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このときはA380機体のペイントがはっきり見えなくて、「あのニョキっと出ている手は何だろな?」くらいに思っていました。その正体は、UAEの国父のようでした。失礼しました。実はこの機体、エミレーツが受領した100機目のA380だったんですね。その記念ペイントだったんです。

こちらは復路のサンパウロ→ドバイ路線で撮影しました。またまたがらがらだったので、ファーストクラスキャビンの全体を撮影できました。再三書いているように、777とそこまで違いはありません。

A380ビジネスクラス/ファーストクラス専用機内バー

2階席の後方にあるビジネスクラスへは、ファーストクラスの乗客は自由に出入りできます。ビジネスクラスのさらに後ろに、機内バーがあるので、そちらを目指します。

憩いの場というのでしょうか。当然、ファーストクラスとビジネスクラスの利用者しか立ち入ることはできません。2、3回覗きましたが、それほど利用客は多くはないようでした。みなさんそれより寝ることが優先のようでした。長距離フライトですから、気持ちはわかります。何人かで旅行している場合にはこのようなスペースは良いかもしれませんね。

エミレーツA380ビジネスクラス・シート

後方の機内バーを見学したついでに、空いていたA380のビジネスクラス・シートにも腰を下ろしてみました。ANAなどと同様、スタッガード編成です。良いですね。

エミレーツa380ビジネスクラス

ビジネスクラスシートにもミニドリンクバーが設置されていました。でも、やっぱり冷えてないけど……(笑)。

片道24時間を超える南米行きだと話が違いますが、ヨーロッパやアフリカ辺りへのフライトなら、ビジネスクラスでまったく問題ないですね。ただし、ビジネスクラスを利用する場合は、羽田発の777より成田発A380の方が断然オススメです。

ビジネスクラスを飛ぶなら成田発のA380一択

ファーストクラスに関しては、A380でも777でもシート自体はそれほど違いはありませんが、ビジネスクラスでは大きく異なります。

A380がフルフラットのスタッガードなのに対して、777はライフラット。つまり水平にはなりません。配列も2-3-2で、いわゆる真ん中席があるため、スペースや通路への直接アクセスという意味でも、大きな違いがあります。

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羽田からはB777、成田からはA380になりますので、ビジネスクラスを使う場合にはぜひ成田発にしましょう。

ただ777のビジネスクラスも、昨年発表されたこの新型シートへの交換が順次進んでいくものと思われます。とはいえ、たとえこちらの新型であっても、ビジネスクラスに限ってはプライバシーの高いスタッガード型のA380の方が良いでしょう。

エミレーツ航空A380 天空の機内シャワー

A380にあって、777にないもの。それはなんといっても「機内シャワー」です。

エミレーツファーストクラス・シャワー

飛行機でシャワーが浴びれるというのは、なんと言いますか、ちょっとどうかしていると思います(笑)。実際のところは、構造的に狭すぎて、ファーストクラスのシートを設置できない前方階段の両側を、有効活用しているというわけなんです。

搭乗して席に座るとすぐに、CAさんが「いつシャワーを浴びたいか」を聞きにきます。その際いくつか質問してリサーチをしてみたのですが、長距離路線の場合、到着の2時間ほど前の時間帯が、一番シャワーの希望が多くバッティングしがちなのだそうです。

ひとりあたりのシャワー持ち時間は30分です(水が出る時間はさらに短い)。もしも短距離路線でシャワーを使いたい場合は、搭乗後すぐに、いち早く利用したい旨を伝えるのが良いと思います。長距離路線であれば、「半分くらい飛んだあたりで声かけてください」といった、アバウトな指定もできます。

広々としたシャワー室。奥行きは3メートルほどでしょうか。トイレも兼ねています。写真の中央にあるのがトイレ。なお、CAさんとは別に、シャワー室専任の係の女性がふたりいます。はい、シャワー室のためだけにです。シャワー室(もしくはトイレ)を誰かが利用するたびに綺麗にして、タオルやアメニティをきちんと整えてくれます。とてもありがたいです。

こちらがシャワー室を撮影してた動画です。

いよいよシャワーブースへ! シャワーが出るのは5分の間だけです。こちらがゲージ。

シャワーの水圧はまぁふつうです。温度は文句なし! あったかいです。これだけでも、かなりリフレッシュ効果がありますよ。

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お湯を出すと、ゲージが徐々に減っていきます。もちろん出っ放しではなく、on/offコントロール可能です。しかし減っていくのを見ていると、まったく落ち着きませんね(笑)

「5分間しかない!」と意識してシャワーを浴びた経験がなかったので、今回は身体のみで頭は洗わなかったのですが、振り返ってみれば、男なら急げば髪まで洗える長さだと思いました。髪の長い女性だと厳しいかもしれません。ちなみに、ドライヤーもシャワー室内にあります。

飛行機ですから、乱気流の恐れは常にあります。それに備えて、シャワーブース内に腰を下ろす場所も用意されています。はるか上空、裸のまま激しい乱気流にまきこまれたらかなりあせりますよねぇ。もしもの場合は、とにかく腰を下ろして、しっかりと手すりにつかまることが大事かと思います。

エミレーツA380ファーストクラス シャワーの感想

正直言って、高度1万2,000キロの上空で素っ裸になってシャワーを浴びていると思うとすごく間抜けな感じがして、なんだか笑えてきてしまいました(笑)。

浴び終わったところ。足元のタオルも係の女性が事前に敷いてくれます。シャワー室全体が床暖房が効いており、素足でも暖かいです。我が家の浴室より快適ではないか……。

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また浴びたいか?といわれれば、「疲れていたらパスします」という体験ではありますかね。ネタとしては面白いです。一度浴びる価値はありますよ!

小休憩・アルゼンチン&ブラジル2週間の旅

無事にサンパウロに着いてからはさらにアルゼンチンに向かい、大自然を満喫しました。

アルゼンチン、最高でした。こちらはまた改めて記事にしたいと思います。

エミレーツ ファーストクラスのおすすめの座席はどこ?

今回の4レグでは1A、1K、3A、3Kの順に、すべて窓際の席に乗りました。A380の場合、一列目だと、扉を開けた状態では、シャワー室への出入りなど多少気になります。それに、機内が暗くなってからは、室内に光源がある状態だと、扉の外からかなり内部の様子が見えていました。

そうした点を考慮すると、2列目くらいが一番よいかなと個人的には思います。二人連れならもちろん中央列が良いでしょう。

中央の2席であれば、その間のパーテションを下げることが可能です。

往復49時間のファーストクラスの旅を終えて

えー……いかにファーストクラス、しかもエミレーツ航空とはいえ、まるまる一日飛行機に乗るというのは、正直言ってかなり疲れます! もともと気圧の変化や乾燥で飛行機に乗ると調子悪くなることが多いので、最後の方はしんどかったですね~。ずっと寝そべったまま映画を観たり、うつらうつらしていました。

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ただ、逆に言えば、ファーストクラスを利用できて本当に幸いでした。エコノミークラスで地球の裏側まで飛ぶことを考えると、気が遠くなります……。身体へのダメージは相当なものとなるでしょう

A380のビジネスクラスはフルフラットになるので、エコノミークラスよりは楽ですが、やはりファーストクラスだと、完全なプライバシーが確保されている点が大きく違うように思います。シャワーやキンキラの内装に目が行きがちですが、長距離になればなるほど、外部をシャットアウトできるスイート・コンパートメントのありがたさが分かりました。

エミレーツ航空 新型ファーストクラス

そんなエミレーツのファーストクラスですが、つい最近、新型が投入されました。A380ではなく777に搭載されており、今のところ、次の路線で運用されています。

  • ドバイ-ブリュッセル EK183/184
  • ドバイ-ジュネーブ EK89/90
  • ドバイ-ロンドン・スタンステッド EK33/34(2018年6月から)
  • ドバイ-ミュンヘン EK53/54(2018年7月から)

中東と欧州を結ぶ中距離路線しかないのはちょっと残念ですよね。それこそ南米までのような長距離路線でこそ活かされると思うのですが。

エミレーツ・777新型ファーストクラス・スイート

現行のものより、さらに余裕のある造りとなっていますね(画像はいずれもエミレーツ公式サイトから)。

エミレーツ新型ファーストクラス

エミレーツ新型ファーストクラス

実物を見ていないのでなんとも言えませんが、シックなベージュの内装、とても良いと思います。

面白いのは1-1-1と並んだ中央列。飛行機の座席ではふつうは窓側のほうが人気ですが、この新型スイートでは、次の真ん中席が人気なのだそうです。その理由はバーチャル・ウィンドー。物理的な窓よりもくっきりと外の様子を見られるんだとか。

エミレーツ新型ファーストクラス

これはぜひとも乗ってみたいですねぇ! シンガポール航空新型スイートとの対決(?)も気になるところです。またせっせとJALマイルを貯めて乗りたいと思います。

JALマイル特典航空券でエミレーツ航空ファーストクラスに乗る

今回は20万JALマイルを投じてのフライトでした。同じ旅程をエミレーツ本家のスカイワーズ・マイルで飛ぶと、実に30〜40万マイルが必要になります。

2018年5月末にJALの必要マイル数が増加となる改悪があったのですが、それでもエミレーツ本家よりも格安マイルでファーストクラス/ビジネスクラスに搭乗できることは変わっていません。

jalマイル改悪 【JALマイル改悪】提携特典航空券のマイル増加とエミレーツへの影響

ちなみに東京-サンパウロ往復を購入すると、合計1,955,060円かかります。しかし、今回のフライトで実際にわたしが支払ったのはたったの諸税11,090円のみ。JALマイル様様です。

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あらためて、今回の旅行ではJALマイルの使い道としてはエミレーツのファーストクラス/ビジネスクラスに乗る以上のものはないのではないかと感じました! 興味のある方はぜひJALマイルを貯めてみましょう

JALマイル、ANAマイルの貯め方はこちら。ただし2018年6月現在だと、正直言ってANAマイルの方がずっと貯めやすいです。

JALマイルの貯め方と貯める方法 大量JALマイルを貯める方法! 初心者必見のJALマイルの貯め方と陸マイラー的裏技! ANAマイルの貯め方①100万マイルを貯めて48ヶ国を旅した方法

2 Comments

式部真

もう5年ほど前になりますが、JALマイルでドバイにビジネスクラスで往復しました。この時は特典航空券でも送迎サービスが利用できました。ビジネスはボルボ、ファーストはベンツでした。

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Tort

そうでしたか、貴重な証言をありがとうございます。運任せといいますか、どういうケースだと利用できるのかわからない点が困りますね。

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