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【ドバイ観光】トランジットを利用してブルジュ・ハリファへ

今回は、ドバイでのエミレーツ航空トランジット体験について書いてみたいと思います。最終的な目的地はスペイン。2015年から2016年にかけての年末年始の話なので、そろそろ半年経とうかという頃合いなのですが(笑)。なお今現在は日本-スペイン間の直行便はありませんが、この秋にイベリア航空が就航するとのことです。これは嬉しいですね。

 

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▲ドバイ・モールの一角

 

  

まずは旅程から。

 

往路

12月23日 EK313便 00:30 羽田発 – 06:15 ドバイ着
12月23日 EK143便 13:20 ドバイ発 – 19:00 マドリード着

 

復路
1月3日 EK188便 21:05 バルセロナ発 – 翌朝06:15 ドバイ着
1月5日 EK318便 01:55 ドバイ発 – 17:20 成田着

 

ご覧のように、往路で約7時間、復路で約20時間(!)のトランジットが発生しました。エミレーツ航空を利用するのは初めてでしたし、噂に聞く広大なドバイ空港を見るのは楽しみではあったのですが、さすがにそれだけの時間を空港ですごすのはなぁ……と、行く前から頭を悩ませていました。今回の記事がこれからドバイ空港をさまよう皆様の参考になれば幸いです。

 

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▲エミレーツといえばA380! 今回は乗れなかったのですが、ドバイ空港で見かけてテンション上がりました。ちなみに、A380のファースト/ビジネスクラスがどうしても気になる!という方は香港-バンコク間なら、10万円ほどでファーストにも乗れてしまうのでおすすめです。それにしても半年前の自分よ…なぜ写真を撮る時に手前のポールをよけなかったのか……。

 

 

成田発  EK313便 早朝にドバイ国際空港へ到着

 

天皇誕生日に東京・羽田を発ち、同日の翌朝、ドバイに到着しました。真冬の日本から砂漠の国へやってきて、気温差にくらくらします。でも空港スタッフのおっちゃんたちは、カンドゥーラと呼ばれる白い衣装を着て涼しげ。

 

ここだけの話、中東エリアって「兄ちゃん」と呼びたくなる世代が極端にすくなくて、子供か、おっさんか、おじいさんかの3択しかない気がします。子供はいきなりおっさん化する。

 

急速に台頭した中東御三家の一角を占めるエミレーツ航空。石油マネーを後ろ盾に、最新機種をどんどん投入し、ホスピタリティやサービスにおいても、あっという間にトップエアラインの仲間入りを果たしました。そのお膝元であるドバイ空港だけあって、トランジット客へのケアも手厚いです。

 

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▲エミレーツ記念でパシャ

 

まず、トランジットが4時間を超える場合には、空港内のレストランで利用できるミールクーポンがもらえます。さらに、トランジットが8時間を超える場合には、ドバイコネクトと呼ばれるサービスが利用でき、空港近くのホテルをとってもらえます。宿泊・食事・交通、すべてエミレーツの負担です。うーん、太っ腹! ホテルに泊まれるドバイ・コネクトに関しては復路で利用したので、詳しくは帰りの記事で。往路ではとりあえずカウンターでミールクーポンだけ受け取っておきました。

 

トランジットを利用してドバイ市内観光へ

 

トランジットをどう過ごすか、体調次第で考えようと思っていたのですが、空港に7時間もいてもやはり退屈なだけなので、外に遊びに行くことにしました。マドリードへの乗り継ぎ便へ2時間前にチェックインするなら5時間ーー余裕を見ても4時間はフリータイムがある計算ですから、問題ないはずです。ドバイ空港、たしかに広大で見るものは多いけど、所詮はDuty Freeとかがほとんどですからね。

というわけで、さっそくパスポートコントロールを受けます。ここはすんなり。なお、スーツケース等の預け荷物は、エミレーツ側でスペイン便へ乗せておいてくれるので、手ぶらです。ターミナルから出る前に、1万円ほどキャッシングしておきました。アラブ首長国連邦の通貨はAED=Arab Emirates Dirham、ディルハムです。

 

目指すは、いわずと知れた世界でもっとも高い建物、ブルジュ・ハリファ。空港から出ているモノレールに乗ってみます。車内はゴミひとつ落ちておらず、とてもクリーンです。比較的早い時間ですが、途中から混んできました。みなさん出勤でしょうか。地元の人たちが日常生活を送ってる中を通るのって、好きなんですよね。

 

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▲モノレール。とても清潔な車内

やがてブルジュ・ハリファが見えてきました。所要時間は30分くらいです。その名もBurj Khalifa/Dubai Mall駅。ブルジュ・ハリファの直下にある巨大ショッピングモール「ドバイ・モール」に着いたのが、各店がオープンするちょっと前のこと。駅からは意外なほど歩きます。とはいえ室内通路を通れるので、暑くはありません。「あんまり歩きたくないなぁ」という人は空港からタクシーをチャーターしちゃうのがいいかも知れません。20分ほどで着きますし、料金も1500円程度です。

 

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▲ドバイ・モールの一角

 

さて、ドバイ・モール。広いです。広いです。広いです。うん、それくらいかな、特徴は……(笑)。各種有名ブランドが軒を連ねているのですが、今更そんなもの見てもなぁ、といまいち盛り上がらず。でもクリスマスシーズンだったので、いろいろな飾り付けや品揃えを見るのは楽しかったですね。中東とはいえ、ふつうにクリスマスプッシュをしていました。

 

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▲ポールスミス

アラブ文字のロゴが新鮮で面白いです。ドバイモールは、市内の観光名所であるフェラーリ・ワールドのちょっとしたコーナーがあったり、エミレーツ航空による子ども向けコーナーがあったり、お子さん連れの方が喜ぶかもしれません。わたし自身はF1は好きですが、人工のアトラクションにはあまり興味がないのでイマイチでしたが。

 

ドバイ・モールの表には、これもまた世界最大の噴水を利用したファウンテンショーで有名なドバイ・ファウンテンがあります。噴水というよりは人造湖といったおもむきです。残念ながらショーは夕方以降に行われるため、午前着のフライトでは見ることはできませんが、こんな感じみたいです。

 


Dubai Fountain 2010 Thriller Michael Jackson

 

また噴水の対岸にはレストラン街があり、なんというか、全体的にディズニーシーな感じです。

 

ブルジュ・ハリファに登るべきか?

 

さて、肝心のブルジュ・ハリファですが、笑っちゃうくらい高いです。ただ周囲には比較できるような高さの建物がないため、実感があまりわきません。その形状も他国で見かけるビルとはあまりに異なり、SFめいた印象を抱きます。

 

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▲現実感がなくてハリボテっぽい

 

ブルジュ・ハリファの展望台は”At the Top Sky”と”At the Top”のふたつがあり、予約必須と言われています。 混雑への備えだけでなく、当日券は前売り券よりも値段が跳ね上がるためです。

 

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Home | Burj Khalifa

 

At the Top Sky(125+148階)
前売り券 350〜500AED
当日券  N/A

 

At the Top (124階)
前売り券 125〜200AED
当日券  300AED

 

上記は大人1枚の価格ですが、At the Top Skyはもともと高額ですし、低層階である124階だけでも、当日券だと下手をすると前売り券の2倍以上の費用がかかります。ちなみに、今日のレートで換算すると100AED=2800円程度ですから、当日券は8,400円です。さすがに展望台に登るためだけにそれは出すのはなー。。。

 

結論からいうと、登りませんでした(え〜)! 理由は主に次の通り。

 

  • そもそも空港の外に出るか決めていなかったので予約を取っていなかった
  • どれだけ高くても、飛行機に乗って空から見た方が高いし(!)
  • 当日券はいくらなんでも高すぎる

 

とまぁ、要はもともとそんなに興味を引かれていなかったんです。展望台自体は好きなんですけど、無理してまで行くほどではないか、と。でも、今行ってたら絶対に登ってましたね。ブログのネタになるので(笑)。

 

ブルジュハリファ・ドバイモールからの帰りは、タクシーを利用しました。広大なドバイモールのタクシー乗り場は分かりにくいので、地上階に降りたら、人に聞くのが手っ取り早いです。空港まではあっという間ですが、どのターミナルか伝える必要があるので、空港を出るときに確認しておきましょう。

 

エミレーツ航空からもらったミールクーポンで食事

 

空港に戻り、朝受け取ったミールクーポンを使うことにしました。利用できるのは、ざっと確認したところ10店舗ほどでしょうか? ただドバイ空港は本当に巨大なので、反対側のゲート付近にあるお店はさっさとあきらめた方がいいかもしれません。疲れます(笑)。

 

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▲シュリンプ・グリル・アンド・チップス

 

わたしが利用したのはこちらのシーフードのお店。クーポン利用の際のメニューは決められていましたが、海老が好物なので文句はありません。これにドリンクが付きました。クーポン利用で一番混んでいるのはバーガーキングのようでした。どこでも食べれるじゃん…。

 

まとめ

 

空港に戻ってからも、時間にはかなり余裕があったので、7時間程度あれば十分に市内へ行くことは可能です。とくにタクシーを使えば往復で1時間も見ておけばよいので、ブルジュ・ハリファも事前に予約していたなら余裕で登れたでしょう。乗継を利用される方は気兼ねなく市内観光に行かれてはいかがでしょうか?

 

また、ドバイ空港のロビーにはトランジット客向けの市内ツアーを手配している業者がたくさんいるので、彼らにまかせてしまうのも一案かもしれません。なにせ手慣れていますからね。手持ちの時間を伝えて、相談してみましょう。

 

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▲うっすらーとブルジュ・ハリファが見えます。全然関係ないですが、着陸時に翼のフラップがガチャガチャ動くのを見るの、大好きなんですよね。

 

このあと、マドリードへ飛びました。復路のトランジットでは、よりアクティブに砂漠ドライブツアーに行ってきたので、そちらのレポートをお送りしたいと思います。

 

後編へ続く〜。

 

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2 Comments

monimonita333

素晴らしいっす! 夢がある記事です! うちのゲス記事を葬り去りたい!

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Tort

もにもにた (id:monimonita333)さん
えっw あまり内容のないトランジット記事でございますよ〜。

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