日本ースペイン直行便のフライトスケジュール(イベリア航空)

2016年9月21日更新　JALとイベリア航空のコードシェアについて

スペイン旅行記を書いているタイミングで、嬉しいニュースが飛び込んできました。スペインのフラッグ・キャリアであるイベリア航空が、今年2016年の10月19日から、日本（東京・成田）-スペイン（マドリード）間の直行便を復活させるとのこと。

これは本当に嬉しいですね！　そもそもスペインと日本の間に直行便がないなんて、大半の人は思いもしないのではないでしょうか。というか、私はそうでした（笑）。かつてのスペイン直行便が廃止されたのは1998年なので、復活までずいぶんと長い道のりだったのですね。

イベリア航空　東京-マドリード運行スケジュール

気になる運行情報は次の通り。イベリア航空のサイトに以下の情報が出ています。

Noticias y Novedades – Iberia.com – Iberia

残念ながらまだスペイン語の案内しかなかったので、日本語にまとめてみました。

2016年10月18～30日

便名	出発地	出発時間	目的地	到着時間	運航日
IB6800	成田	11:20	マドリード	18:20	月・水・土
IB6801	マドリード	13:20	成田	09:35(翌日）	火・金・日

2016年10月30日以降

便名	出発地	出発時間	目的地	到着時間	運航日
IB6800	成田	11:20	マドリード	17:20	月・水・土
IB6801	マドリード	12:20	成田	09:35(翌日）	火・金・日

フライト時間は13〜14時間。旅行日程を立てやすいおすすめフライトとしては、土曜日成田発、金曜日マドリード発の便でしょうか。マドリードinバルセロナoutのオープンジョーで周遊ができたら一番理想的ではあるのですが、スペイン国鉄の新幹線AVEを使えばマドリード-バルセロナ間はわずか２時間半なので、それほど問題はないかと思います。

マドリードを起点にアンダルシア地方を周遊するのもいいですね。いずれにしても、バルセロナとの直行便就航に今後は期待したいところです！（あとはやっぱり羽田-マドリード便が欲しいな〜。関空発とかもね）

マドリードではAeropuerto Adolfo Suárez Madrid-Barajas（アドルフォ・スアレス・マドリード＝バラハス）空港、通称バラハス空港の第４ターミナル発着となるようです。そうそう、とっても屋根のデザインがかわいい空港だったんです。さすがチュッパチャプスのダリを生んだシャレオツデザインの国だぜ……と到着するなり感心したものです。空港に関しては、バルセロナ空港よりずっと素敵でした。

機材はエアバスA330-200型機を導入し、ビジネスクラス19席、エコノミークラス269席の全288席とのこと。

ビジネスクラスは長旅に嬉しいフルフラット！　ただ、イベリア航空はJAL所属のワンワールド連合なので、ANA系スターアライアンスでマイルを貯めているトートとしてはマイルを利用できないのがかなり残念ではあるのですが……。全日空さん、羽田-バルセロナ便の新規就航なんてどうでしょう？

なんにせよ、今回旅行してあらためて、スペインは世界遺産の宝庫というだけではなく、料理や人柄も素晴らしい国だと感じたので、ぜひぜひこれを機会にスペインを訪れる人が増えて欲しいと心から思います。ちょうどフライトが就航を開始する秋から冬、年末にかけてこのイベリア航空の直行便を使う人もいらっしゃるかと思うので、今書いている周遊旅行記がお役に立ったら嬉しいですね（ちなみに、エミレーツ航空を使うとトランジットを利用してドバイ観光できるので、これはこれでけっこうおすすめではあります）。

JALとイベリア航空の提携・コードシェア便が発表

2016年9月20日、まもなく就航目前のイベリア航空と、日本航空JALがコードシェア便で提携することが発表となりました。イベリア航空の親会社ブリティッシュ・エアウェイズとJALは同じワンワールド所属なので、納得の提携ですが、嬉しいですね。さらにフィンエアーも加わってジョイント・ベンチャーを開始するとのこと。

コードシェアに関しては、次のような割り振りとなります。